無添加ドッグフードのメリット

着色料、保存料、香料、人工甘味料などは添加物と呼ばれます。
普段人間が口にする食品に含まれる量をはるかに超える添加物が、ドッグフードに使われていることがあります。
愛犬に添加物不使用のドッグフードを与えるようにした場合、添加物入りのフードを与えていた時とどのようなことが変わるのでしょうか。

1)体調改善

粗悪な肉や低品質な素材を使用した価格の安いドッグフードは、加工しやすくしたり嗜好性を上げたりする必要があるため、香料、着色料、人工甘味料などを添加されています。
逆にいうと添加物を使用しないということは、それだけ高品質な肉や素材を使用しなければならないということです。
添加物が使用されていないドッグフードに、材料にこだわったフードが多いのはこのためです。
添加物という犬の身体にとって余計なものが入っておらず、さらに良質な肉や新鮮な野菜が使われていれば、便通が良くなったり、毛づやが変わったり、目やにが減るなど、目に見えて全身的な体調の改善が望めます。

2)アレルギー体質の改善

犬の食品アレルギーには、様々なアレルゲンが関わっています。
全ての食品アレルギーに対して改善できるわけではありませんが、このようなケースがあります。
今まで特定の肉に対してアレルギーがあると思い、肉不使用のフードを食べてきた犬に、肉が使用されていて且つ添加物不使用のフードを与えたところ、アレルギー症状を起こさなかったというケースです。

これは直接的に肉に対してアレルギーがあったのではなく、家畜が成長する過程や肉が処理される過程で添加された人工的な添加物がアレルゲンとなっていたと考えられます。
また、現在アレルギーを起こしていない犬でも、それら添加物を長期間身体に蓄積していくことによって、将来アレルギーを引き起こす可能性があります。

人間と同じように、犬も毎日の食事が身体を作ります。
動物病院で検査をしても特に病気が見つからないのに、体調が思わしくないという場合は、毎日の食事から見直してみてはいかがでしょうか。