ドッグフードの相性はどこで見るべきか

今与えているドッグフードは、愛犬に合ったドッグフードでしょうか?
以下の項目を参考に、チェックしてみてください。

1.アレルゲン

自分の愛犬が今までに一度もアレルギーを起こしたことがない場合は、アレルギー体質かもしれない、などとは疑わない人も多いでしょう。
しかし、毎日同じフードや同じ食材を与えていると、身体につくられた抗体が蓄積していって、症状を引き起こすことがあります。
検査してみなければ、何の食材に対してドッグフードのアレルギーを起こしやすいかわからないものです。
症状が出る前に、アレルギー検査をして確認しておくと安心です。

2.毛並、毛づやの変化

与えているフードの相性を見る際に重要なのが、毛並みと皮膚の変化です。
そのフードを与え始めて、早くて1ヵ月ほどで変化が分かるはずです。
毛並みや毛づやが綺麗になったり、フケが減るなど皮膚の状態が良くなってきたら、必要な栄養素が少しずつ補われ始めたサインです。
逆に毛並みが悪くなったり、フケが増えたり、痒がるようなしぐさを見せたなら、そのフードは愛犬との相性が良くない可能性があります。

3.便の状態

便の状態も、相性を判断する上で必要な情報です。
固すぎず、またやわらかすぎない便で、量や回数が少なめの便は消化吸収がうまくいっていて、排便も楽です。
コロコロと小さく固そうな便は、水分量が少なく便秘なのかもしれません。
また、下痢のような柔らかすぎる便は、消化不良を起こしていることが多いです。
消化しづらいフードを与えている場合、このような便をすることがあります。
固さや量だけでなく、臭いも判断材料の一つです。
臭いの少ない便をするようになれば、腸内環境が改善されたと考えられます。

4.食いつき、好み

愛犬の反応も見てみましょう。
肉の風味が好きな犬もいれば、魚の風味が好きな犬もいます。
また、新鮮な食材を使っているフードや、犬にとって余計な人工添加物などを使用していないものは、そうでないものよりも食いつきが良い傾向にあります。
どんなに苦労して選んだドッグフードでも、好んで食べてくれなければ意味がありませんね。

体調や好みに合うか分からないので、初めてのフードに替える時は買いだめせず、サンプル品をもらってきて試すか、まずは一袋だけ買ってきて試すと良いですね。